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Monday, April 23, 2007

鶴岡展報告2

小雨の鶴岡は桜が満開でした。小粒の酔った様なピンク色の美しい花が、時を刻んだ立派な幹に初々しく咲いていました。
いつものように、空港まで市国際室のKさんが迎えにきてくださり、そのままアートフォーラムへ。12時に展覧会が終わると、企画調整課の精鋭たちが4人手伝ってくださり、あっと言う間、3時間くらいで片付けが終わりました。いい展示だったので名残り惜しいでしたが、最後まで支えて下さった方の尽力に感激しました。こういう方達がいるから、鶴岡とラ・フォアの国際交流が続くのだと思います。
桜の季節にかさなったにもかかわらず、入場数は大都市にくらべるとささやかな400人。しかし、鶴岡でやってよかった思います。夜にはKさんと、アマゾン民族館のY館長と打ち上げ。Y館長が展覧会に来られた方からの礼状を見せてくれました。「津田先生の執念を感じさせる取材記録と心うつ説明には頭の下がる思いでした。それから柳本さんの子守唄は、体全体で歌っている感じで、これこそ本当の歌い方だとつくづく感じました。(中略)どんなことがあっても生き続けなければならないものだと勇気づけられる思いが致しました」というお言葉、痛み入りました。しかし、執念を感じさせるとは、私は、よっぽど多くの日系一世につかれているような気がします。
次はカレドニアで会いましょう!とふたりとお別れし、ホテルの温泉につかり、部屋に戻るとそのまますぐに寝てしまいました。久しぶりにぐっすり、たっぷり眠りました。さあ、次の京都展に向けて、これからもうひと頑張りです。

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