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Sunday, July 22, 2007

広島展準備

広島に久しぶりに行ってきました。横浜、鶴岡、京都で展示させていただいた県立文書館の史料を返却するためです。同時に、11月の展覧会の打ち合わせをしました。展示備品などを確認してきましたが、これからが試行錯誤です。
展覧会は、11月5日から30日まで。初日には、ニューカレドニアから広島出身の二世の方がお孫さんを連れて来日されます。
翌日久しぶりに広島平和記念資料館に行ってきました。新着資料として、シャーリー・テンプル人形が展示されていました。
オーストラリア移民の方が、誕生日にシャーリー・テンプルの靴を買ってもらった直後に、強制収容所に送還された話をしておられたことを思い出しました。天才子役がどれほど人気者だったかが偲ばれます。
広島出身の二世スミオカさんが亡くなったと、先週ヌメアから連絡が来ていました。私の知る二世の方ではヨコヤマさんに続いてお二人目です。私は写真を撮った方を忘れることはありません。スミオカさんのこともそうです。ご冥福をお祈り致します。

Sunday, July 15, 2007

連続講座最終回

金曜日、立命館大学での連続講座「太平洋における日本人移民の体験」の4回目(最終回)が終了しました。「展覧会にあわせてアカデミックなシンポジウムを!」と願って立命館大学のY先生にお話を持ち込んでから、まさかここまで広がるとは夢にも思いませんでした。しかも会の終わりには、参加者を前に、Y先生が、立命館大学国際平和ミュージアムでのFNP展がきっかけになったことに敬意を評して下さり、恐縮して感涙しそうでした。
この連続講座に参加したことで、移民研究のやり方みたいなものが少しずつ見えてきました。これからの参考にしていきたいと思います。そして、ますます勉強したいものです。
ニューカレドニアの他にも、まだまだマイナーな移民史はたくさんあります。何故これほど日本人は移動したのでしょうか?感心するばかりです。ニューカレドニアが落ち着けば、今度は別のフランス領への移民も調べてみたいと思っています。

Monday, July 02, 2007

fnpの広がり

rimaconaの柳本(ボーカル)です。
京都展で2度のコンサートを行ったのがつい最近のような、ずっと前の事のような、とにかくあっと言う間に終了してしまい、津田先生と同じく、寂しいです。
この頃、出会ったいろんな人にこの展覧会の話をすると、「あっ、それ新聞で読んだよ、そんな歴史があるなんて全く知らなかった。」と言われる事が多く、確実に広まっている事を感じます。展覧会を実際にみた方皆さんが「本当に意味のある展覧会で、少しでも知る事が出来てよかった」と言って下さいました。私も毎回そう思います。
この展覧会を通して、身のまわりに起きているいろんな事に前よりも関心をもつようになったのはあきらかです。
自分が感じた事を音楽を通して表現する事の難しさと向き合いながら、創り、そし発表していきたいです。
沖縄展で成長したrimaconaをみてもらえるように頑張ります!

マリージョーさんがブログに参加され、辞書片手に読むのが、最近楽しみのひとつになりました。いろんな意味で勉強させてもらっています。

Sunday, July 01, 2007

京都展終了

昨日とうとう京都展が終了しました。土曜日には、熊本から、現地調査でたいへんお世話になっている住職が来てくださり、久しぶりにお目にかかれてとても嬉しかったです。この週末は、滑り込みの友人、知人、教え子もかなり来てくれたようです。
きょうは、展覧会の搬出で、学生と卒業生が4人が手伝ってくれました。9時から始めて15時には終了。沖縄などに送る荷物が次々にまとまっていきました。私の車のトランクにも、たくさんの写真作品を積み込みました。これから展示する広島、沖縄の会場は小さいので、たくさんの写真がお蔵入りです。
お世話になった、立命館大学国際平和ミュージアムのTさんとMさんが見送ってくださいました。2ヶ月弱の間借り生活、旅立ちはやはり寂しいですね。ありがとうございました。